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体重減量よりも脂肪減量!!

Writer's picture: Kota ShimadaKota Shimada

ダイエットを行っていて、お腹周りが引き締まって服のサイズも変わってきたのに体重計の数字が変わらないなんて経験ありませんか?その結果、体重計に出る体重の数値が変わらず頭を抱えているダイエッターさんも多くいるのではないでしょうか?アメリカでも同じ問題があります。


ところで、上の現象はどういうことなのでしょう?運動して食生活もそれなりに気を付けているのに、体重の数値が変わらず、お腹が引き締まったり、服のサイズが変わるのでしょう?


答えは、筋肉と脂肪の差です。筋肉は脂肪よりも重いと聞いたことがありませんか?これは、根も葉も根拠もない話です。では実際はどうなのでしょう?例えば1㎏の脂肪と1㎏の筋肉を比べた時にどちらが大きいかご存知ですか?答えは脂肪の方が2回り以上大きいんです。左の写真は、5lb(2.2㎏位)の脂肪と筋肉を比べた写真です。脂肪の方がはるかに大きいのが分かります。



例えば、ダイエットを始めて8週間ほど過ぎ、ウエストは引き締まったような気がするんだけど、体重が全然変わらないとしましょう。この場合、脂肪がある程度減り、同量の筋肉が付いたと考えられます。なので、例えば体重58㎏でダイエットを始め、2カ月経っても58㎏でも、ウエストが2センチ締まった。意外と体脂肪を量ると1%程減っていたりもします。なので、体重のみで自分のダイエットが上手くいっているのかいないのかを判断するのはあまりお勧めできません。重要なのは体重ではなく、体脂肪が燃やせて筋肉が付いてきているのかどうかです。


https://www.wm4l.com/2016/03/got-45-seconds-track-and-measure-fat-loss-not-weight-loss/

右の写真のように体重は変らないけど体脂肪が15%減れば細く見えます。また、筋肉が付いたことにより、代謝が高くなり食べても太りにくい体型になるんです。


では、ムキムキになるのかというとそうでもありません。ある程度の筋肉のラインは出てきますがそんな簡単に筋肉がムキムキにつきません。ムキムキになるには更なる運動と食事の努力が必要になってきます。


ちなみに、皆さんが考えているムキムキになる為には体脂肪が女性は17%以下、男性は8%以下にする必要があります。ですが、あまり健康面で考えると疑問も残ります。体脂肪率に着目するあまりに低ければいいという間違った考えが流行っていくのは問題です。健康かつ見た目もと考えた場合男性は8‐12%、女性は18‐22%あたりが理想となるでしょう。


一時期、日本サッカーでも体脂肪率問題がありました。体脂肪12%以下でないとアスリートとは言えないという発言をした監督もいました。これは、体重が問題なのではなく、筋肉量が少ないことが問題なのですが、先ほども話したように体脂肪率が低ければいいと言う訳でもありません。もちろん、スポーツをする上で筋肉を付けるという意見には賛成ですが、体脂肪率が12%以下でないとアスリートと言えないというのは間違いです。


話を戻しましょう。ダイエットをする上で体重のみに着目しすぎると結果が出ているのに出ていないと勘違いしがちです。それ以外にも、体脂肪率やウエストサイズなど様々な方法で達成度を測ることができます。まずは、自分が何を目的にダイエットをしているのかをはっきりさせましょう。ドレスサイズ下げるや水着を着るなどを目標があるのであれば、別に体重は必要なく、逆にウエストや腕のサイズなどに注目するのが重要です。この場合、体脂肪を減らし筋肉を付けることでより理想の体型に近づけます。体重のみで自分の努力を測るのは辞めましょう!


シマダコウタ


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